【映画感想】『ブラックシープ』ぶっ飛んでるぜ!!笑 おふざけ映画??

以前も書きましたが、わたしはB級映画大好きです。狼、サメ、くま、へびなんか、モンスターパニックでよく出てきます。

だけど、今回はあのふわふわか弱いイメージのある羊ちゃん!ということで気になって観てみました!

 

概要

原題:Blacksheep
監督:ジョナサン・キング
公開:ニュージーランド 2007年3月29日
製作国:ニュージーランド
上映時間:87分

ストーリー

幼少期を牧場で過ごし、ある事件や親の死をきっかけに羊恐怖症になったヘンリー(ネイサン・マイスター)は実家を離れて暮らしていたが、15年ぶりに帰省する。牧場では、羊を使った怪しげな遺伝子研究が行われており、狂暴化した羊を盗んだ環境活動家のグラントが羊にかまれてしまう。

シネマトゥデイ

感想

なんじゃこりゃ??はあ?はあ?えぇ!?

と、今回は、感想がほぼ感嘆詞笑。というぐらい展開が、予測不能というか、馬鹿げているというか、でもちゃんと怖いシーンもありつつ、のような初めての映画でした。

展開や登場人物がギャグ(でも最後ちょっと感動)

本気で「小学生が作ったのかな?」と思っちゃいました笑。

とにかく、全部がギャグ。大筋の話も、結末も、全く予測不能だったし、ふとくる意味不明展開にも大いに笑いました笑。

舞台は、ニュージーランド。緑の平原をたくさんの羊がいる美しい風景。そんな中、ぶっ飛んでるぜ!!笑

映画を観てて初めて、

「なんでやねーん」

という言葉を、連発しました笑。まず、小道具。学芸会に出てきそう。そして、何よりも登場人物たちがおかしい!多分、普通の人はいないんじゃないかな?

「今誰が運転しているの??」

と言った瞬間、羊がアップされたシーンは、なぜかつぼりました笑。ちょっと「ここは笑わせようとしているなー」っていうあざといシーンが多々ありましたが、おおむね笑えます。

馬鹿げた展開、おかしな発言の連発!なのに、最後ちょっと感動させられたから、びっくりです笑。

ちなみに、登場シーンはそこまで多くはないですが、おばあちゃんがいいキャラしてるので、ぜひ観てみてください。

ちゃんとモンスターパニックもやってます

「小学生が作ったんじゃない!?」と思っちゃうくらい、ふざけた展開のオンパレード。マジでギャクがしょーーもない笑。でも、この映画のすごいところは、ちゃんとモンスターパニックをしているところ。

「ピンチ!」だったり「大惨事!」だったり「この後どうする??」的なシーンも数多くあり、ドキドキ・ハラハラ。観ているこっちも焦ってくる感じは、本当にナイス!モンスターパニックはこれがなきゃ!

そして、グロシーンも意外としっかり。この映画は、特に内臓系かなぁ。急に「グチョっ」って感じが出てくるから、結構気分が悪くなる笑。
お肉が多少食べにくくなるかも??

羊ちゃんは、映画『アンダーワールド』系。個人的に、全く怖くなかったのですが、血がすごい。羊ちゃん白だから、余計目立つかも。てかめっちゃグルグル、ガウガウいってるし、「これもう羊じゃねえだろ!」って一瞬思ったことは秘密笑。実際の羊ってあんな声出せるんですかね??

最後に

おふざけ映画と思っていたのに、実はいろんな賞を受賞しているんですよね。

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭Golden Raven(最高賞)
・Special Jury Prize - ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭、2007年
・Audience Prize - ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭、2007年
・Best Dramatic Presentation – Long Form Award at the 2008 Sir Julius Vogel Awards for New Zealand science fiction and fantasy

wikipedia

観終わって、それがわかったとき、「マジで!!」って思いました笑。賞のことはさておき、「緑の平原とたくさんの羊ちゃん」という、ニュージーランドのきれいな風景が観れる数少ない映画だと思います。

ギャグあり!グロあり!感動あり!でめっちゃ楽しかったです♪

余談:後遺症で、テレビなどで羊が映るたびに、この映画を思い出すようになりました笑。

 

出典:IMDb